昔から気になっていた大宮の「鉄道博物館」にやってきたっ!秋葉原の交通博物館時代よりも大きなスペース(しかもこれがほぼ全部屋内)に、実物の車両が沢山展示してあります。上の写真は転車台を回るC57と、それを見つめる人々。ターンテーブルの上を回るだけの蒸気機関車のイベントに、何故かこれだけの注目が集まります。
見終わって感じたのは、客寄せ的に「うまいっ!」と思った事。動かない蒸気機関車ではあるものの、その汽笛に圧縮空気を送り込んで本物をそのまま鳴らすんだ。鉄道博物館全体に響き渡る汽笛を無視出来る奴なんて、そもそもこの館内にいる訳ないだろ?(笑)しかも汽笛を鳴らす操作をしている方は、多分本物の運転手さんだった方。0/1で鳴らす訳でなく、楽器を演奏するが如く汽笛を操りやがる!
5本の歌口があるとの説明だったが、恐らく操作出来るのは送り込む空気の量だけだろう。それなのにSLを見ていると、まるで生きているかのような印象を受ける。常磐線の電車につけて鳴らしたら、客は何て感じるんだろうか…
「うるせぇっぺ!」とかかな?(笑)
こちらは「MARS-1」という、旧国鉄時代の座席予約システム第一号のホストコンピュータ。便宜的にコンピュータと呼ばれてはいるものの、プログラムで動作を変える思想ではなく、AND・OR回路のワイヤードロジックで機能を実現しているという「漢」なコンピュータ?である。
差し込んである基板上の部品の「実装密度の低さ」と「ロマンの密度の高さ」を感じに、電子工作オタクにも見て欲しい一品だ。
上の写真は開業当時の東京駅の新幹線の時刻表。各00分出発車両が「超特急」、30分発が「特急」の1時間に2本の運行という今では想像出来ないダイヤだったみたい。ここから積み重ねてきた経験あっての今日かぁ。凄いと言うより凄まじい進歩だな。
こちらは元祖の存在である0系の新幹線。今の新幹線の姿とは似ても似つかないと言えば確かにそうだ。でも…古びてはいるものの、未来の方向を向いているデザインである事自体はは、未だに何ら失われていないような気がするな。
時間の関係で、ここでいったん終わります。鉄道博物館がつまらなかった訳ではなくて、単に個人的にブログを書く時間が足りないという問題です。写真を貼り込んだだけで「鉄道博物館に行ってきましたっ!」なんてブログの記事を今さら作っても意味が無いと思うので。
そりゃそうと電車全般…やっぱり好きだな(笑)